阿山農産のお米について
伊賀地方で栽培される「伊賀米コシヒカリ」は甘みが強く、粘りが強いのが特徴です。
その中でも、鞆田のお米は特に美味しいと昔から言われてきました。
鞆田のコシヒカリは伊賀米コシヒカリの中でも
「程よい甘さと粘り」「あっさりとした口ざわり」を併せ持ち
白ご飯で食べていただくことで、その美味しさを発揮します。
鞆田の田んぼで育ったお米を是非ご賞味ください。
おいしいお米の理由
昼と夜の寒暖差が大きい気候
伊賀の里は四方を山に囲まれた盆地で、内陸性気候に属しています。その為昼夜の温度差が大きく、稲にとって昼間光合成によって作られたでんぷんの消費を、夜間は冷え込みにより抑えることができます。この寒暖の差がお米に程よいストレスを与え、甘みをぎゅっと蓄えたお米を育てます。
栄養分豊かな土
伊賀地域の土壌は、古くは古琵琶湖層を形成する地域であったため、湖底にあった豊富な植物が堆積した栄養分豊かな土壌です。重粘土地帯の中でも、鞆田の土は適度な砂が含まれていることで程よい粘土質となり、水分や栄養分の吸収と保持に優れていることから、「程よい甘さと粘り」「あっさりとした口ざわり」を併せ持つ白ごはんに適したお米です。
鈴鹿山系から流れる水
私たちがお米を育てている鞆田の地は、鈴鹿山系から流れる多くの河川と豊かな地下水に恵まれています。阿山農産は、これらの水が貯えられた池より水を引いているので、良質な水を安定して田んぼに供給することができます。
疎植栽培
稲の栽培間隔を通常の栽培に比べて広くとることで、風通しを良くし品質の良いお米を育てています。稲の間隔を広げることで栄養分が分散しにくく、ばらつきの少ない安定した味を保つことができます。
特別栽培米について
特別栽培米とは
特別栽培米は、農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従って栽培されたお米です。その地域の一般栽培米と比べて、農薬と化学肥料の使用量が50%以下と証明されているお米だけが、「特別栽培米」と表記することができます。
伊賀米コシヒカリ特別栽培米
阿山農産の伊賀米コシヒカリ特別栽培米「鞆田のつづみ」は、減農薬27%以下で化学肥料は一切使用せず、農水省のガイドラインより厳しい条件でお米を育てています。農薬の使用は必要最低限に抑え、有機肥料で手間暇かけて育てることで、体にやさしいお米が出来上がります。
残留農薬検査
残留農薬とは、お米に残った農薬のことです。阿山農産の特別栽培米は必要最低限の農薬は使用しますが、毎年250品目残留農薬検査を受け、第三者の厳しい残留農薬基準をクリアしています。
伊賀米コシヒカリ特別栽培米「鞆田のつづみ」
私たちが特別栽培米を栽培している土地は、昔から「つづみ」と呼ばれています。また、鼓は日本の吉祥文様でもあり、大きく美しい音が「鳴る」ことから「実がなる」、「物事が成る」などにかけて、めでたい印として古くから用いられてきました。私たちは、慣れ親しんだ土地を受け継ぎ次世代に繋いでいく決意、豊作や成功を願う想いを込め、特別栽培米「鞆田のつづみ」と名付けました。